こんにちは!アクリルクラッシュを運営する
画家の川原です。
アクリル絵の具で描いた絵
私は現在、仕事をしながら、休日に絵を描きながら画家の活動をしています。
今日は私のこれまでのお話を自己紹介していきます。
絵を本格的に始めるまで
私は昔からから物を作ったりするのが大好きで、
割り箸を使ってパチンコを作ったり、新聞紙や紙粘土でいろいろなものを作ったりしていました。
もちろん絵を描くことも大好きな子供でした。
図工や美術の時間は非常に楽しい時間を過ごしていました。
小学3年生の時、図工の時間で切り絵を作る授業がありました。
その時間を楽しみにしていた私ですが、なんとハサミを家に忘れてきてしまいました。
切り絵は「ハサミ」がないと作れません。
ですが物づくりが大好きだった私は、紙を手でちぎって「カマキリ」を作ることにしました。
頭と体は手でちぎって、他の部位は後日持ってきたハサミで切って完成させました。
今でもいい出来だったと記憶しています。
その切り絵の授業は学年で二人だけ、各地域の小学校の展覧会に出展されるということでした。
なんと私の「カマキリ」の切り絵が展示されることになったのです。
結果は銀賞でした!
あの時の喜びは今でも覚えています。
中学校の部活は美術を3年間やっていました。
しかし高校に入ってからというもの、絵に触れることはなくなり
絵を描くこともありませんでした。
それからしばらく時が経って、
姪が小学3年生の時に、授業で描いた絵が美術館に展示されることになりました。
このときも学年から2名選ばれました。
このことがきっかけで、絵を描いていこうと決心した瞬間でした。
絵を描き始めたものの・・・
絵を実際に描いていこうとするも、最初はなかなかうまく描けずに悩んでいました。
まず描かない事には前に進みません。それはよくわかります。
私もいろいろ失敗して、改善してを繰り返してきました。
ではどうすればうまく描けて、描き続けるとこができるのか?
それは【描きたい】という欲求です。
今はインターネットの時代です。
自分の好きな画像を探せば簡単に見つかる非常に便利な時代です。
自分が描きたいと思う画像をひたすら探して、めちゃくちゃ見て観察します。
画像は一日に最低でも300個ほど見ます。これでも少ない方ですね。
ただ下にドバァーっと画面をスクロールするだけでも構いません。
私はこの【描きたい】という欲求が結構大事なんじゃないかなと思います。
誰もが何かを始めたばかりのころは、うまくいかなくて当然です。
最初から昔の巨匠並みの、ものすごく上手い絵を描けたらすぐ飽きるかもしれませんし、
面白くもなんともないでしょう。
でも悔しいですが、この世の中には天才【強くてニューゲーム】はいます。
『絵は一発で描く』とか『あまり間違えないで描く』とかではなく、
試行錯誤して完成に近づかせていった方がいいです。
それから・・・
それから1か月後、バイト先の社長に風景画数枚を見せたところ、
「ドラえもんの絵を描いてほしい」と言われました。
はじめは著作権の問題もあり悩みましたが、ドラえもんの絵はプレゼントとして贈りました。
完成した絵を見てすごく喜んでくれました。
本当に途中で描くのをやめたり諦めたりしないでよかったなぁと心から思いました。
展示会に誘っていただけるようになりました!
絵を描き始めた時は、絵の具を使ったオリジナル作品は描いていなくて、鉛筆で紙に描いた絵のほうが多かったです。
鉛筆画
絵を描き続けていたところ、展示会に出展してみませんか?
とお誘いの連絡をいただくことができました。
描き終えて、タンスに閉まっていた例の「月の絵」を出展しました。
自分の描いた絵が展示会で展示されるとなると、やはり嬉しい気持ちになります。
実際に展示会を開催していた千葉県富津市のザ・フィッシュというお店に行って、
いろいろな方の作品を鑑賞してきました。
私の絵がどこに展示してあるのかな?と思って探していたら、
なんと2名の女性のお客さんが、私の絵をずっと見ていました。
これほど嬉しかったことはないです。
県外に自分の絵が展示されたことは今回が初めてで、いろいろ勉強になりました。
例の月の絵 タイトル【帰還】 サイズS0
ザ・フィッシュにて
最後に
この【アクリルクラッシュ】というサイト名の由来ですが、
1つ目は、アクリル絵の具を使って絵を描いていることです。
2つ目は、岡本太郎の「芸術は爆発だ」という言葉と
私はF1が好きで、F1は事故などをすると「クラッシュ」という言葉が出てきます。
その2つを加えて【アクリルクラッシュ】というサイト名にしています。
一番最初にクラッシュした出来事があったという意味も込めてます。(笑)
それとアクリルクラッシュの上に【Scuderia Crash Of Insident】
(スクーデリア クラッシュ オブ インシデント)とあります。
これは絵を描く上で、【ビルド&スクラップ】という言葉があります。
描いては、修正してを何度も繰り返して作品を制作していきます。
基本的に絵に完成はありません。なのでどれだけ完成に近づけるかが重要となってきます。
自分が「これで完成だ!」と満足すればいいのですが・・・
絵を描いていて、途中でうまくいかないことは山ほどあります。
その意味を込めて【Scuderia Crash Of Insident】と名づけました。
(スクーデリアとは、イタリア語で厩舎=チームという意味です。)
(クラッシュとは、物が壊れたり、崩れたりするときの音)
(インシデントとは、事故などの危難が発生するおそれのある事態。またはその出来事)
ちなみに私はFIA FORMULA ONE WORLD CHAMPIONSHIPを
全戦観戦してます!
川原人司(かわはらひとし)
1988年 秋田県大仙市生まれ
展示
鋸山アートフェア
場所 千葉県富津市 ザ・フィッシュ
タイトル 【帰還】